2026/02/01 00:00

タニシインフォメーション vol.315 2026年2月号掲載
ミヤマガラス
毎年、秋も深まり肌寒くなるころ、東広島市八本松町の西の端吉川に入ると、カラスの大群に出会う。ミヤマガラスだ。ミヤマガラスは集団で生活していて、大群が地面に降り地中の虫や餌をあさっている。実に大群であるにしては静かで黙々と行動している。
車で窓から首を出しても、ミヤマガラスは無関心で餌を啄む行動を黙々と無心に続けている。しかし、車から降りると一斉に飛び立ち、近くの電線に止まる。こんなにもいたのかとその数の多さに驚く。私が車に乗り込むと、ミヤマガラスは1羽,2羽と地上に降りてくる。
ミヤマガラスは北朝鮮の北、ロシア南部から中国北部にかけて生息し、晩秋にはやって来る。その大きさはハシボソガラスよりもやや 小さく、嘴もやや小さく先がとがっている。成鳥になると嘴の根元が白色に見える。あまり鳴かないし静かに行動している。
長い間お付き合いいただき有難うございました。本稿にて野鳥のお話をおしまいにします。
文・写真:理学博士 新名俊夫
2026年1月11日記
前の記事:ハイタカ
野鳥観察の楽しみ記事一覧

