2024/12/11 00:00

タニシインフォメーション vol.213 2017年6月掲載

河口に渡って来たコチドリ


写真は2017.5.5.東広島市安芸津町

コチドリ /Charadrius dubius / Little Ringed Plover
コチドリの多くは渡り鳥として広島県を通過していく、東広島市では越冬するものもいるが5月になると多くが渡ってくる。高野川河口は中継地として3~7日程度滞在し、比較的多数が通過するが、西条町や八本松町といった内陸部の田圃や川、池の浅くなった岸にもやって来る。
目の周りに金色の輪が光っているので、他のチドリと区別できる。さらに、咽喉から腹にかけての下面は真っ白なのだが、首の部分に真っ黒な太い帯が一本あるのもこの鳥の識別ポイントだ。川の中では石の色によく似た体の色をしているし、田圃では土の色とよく似た体の色をしている。また、動きが早いのでどこにいるのかすぐに見失ってしまう。しかし、飛び立つ時は「ピュー、ピュー、ピュー。」または「リュー、リュー、リュー。」と鳴くので気が付くことが多い。体長はスズメより約2cm程度大きいだけだが、背面の幅が広いのでかなり大きい感じがする。

文・写真:理学博士 新名俊夫
2017年5月9日記